東日本大震災後、弘前大学では、21世紀教育科目として「東日本大震災復興論」を開講し、災害ボランティア体験3回と講義受講を要件として単位を認定した。本稿では、同講義の開講経緯と概要を紹介し、受講生に対する調査結果を踏まえて、開講目標であった「同じ東北地方で起こった災害の脅威を現場で認識し、被災者の思いに共感し、復興支援にあたるとともに、中長期的な復興策と被害再来の防止策を考えることで、社会に貢献する資質を育むこと」の達成度と、大学教育における災害ボランティアの効果を検討する。結論として、災害ボランティアは、学生の教育面で、災害の脅威の認識、被災者への共感、中長期的な復興策と被害再来の防止策の考察、社会に貢献する資質の育成と、就業力向上の点で、有益な効果を持ちうるが、災害ボランティアの教育効果を高めるためには、講義の進行やボランティアの運営などの点で相応の工夫を施す必要があることを明らかにする
1995年1月17日に阪神淡路大震災が発生してから10年が経過した。本稿では、兵庫県が実施した「震災後のくらしの変化からみた消費行動についての調査報告書」のミクロデータを利用して、この歴史的にみても極...
〔要旨〕 聖路加看護大学看護実践センターでは2011 年3 月11 日の東日本大震災の後,NPO 法人日本臨床研究支援ユ ニットが立ち上げた東北地方災害支援のための「きぼうときずなプロジェクト」に賛...
リジリエンスは西欧から日本に導入された新たな概念である。子どもの発達や、個人の成長に関する研究が多数を占めるが、リジリエンスを使う研究分野に広がりが生まれ、ミクロからマクロのシステム領域で用いられる様...
筆者は東日本大震災以来,被災した地域を訪問して避難所や仮設住宅にてボランティア活動をおこなってきた。そこで 2015 年度および 2016 年度に取組んだボランティア活動より学生の活動記録を整理した。...
はじめに 小林 功英 i 第1章 大学における災害ボランティア活動の教育効果を検討するために 白川 優治・小林 功英・立石 慎治 1 第2章 分析の枠組 小林 功英・白川 優治・村澤 昌崇・立石 慎治...
はじめに 小林 功英 i 第1章 大学における災害ボランティア活動の教育効果を検討するために 白川 優治・小林 功英・立石 慎治 1 第2章 分析の枠組 小林 功英・白川 優治・村澤 昌崇・立石 慎治...
文部科学省において平成23年6月に「東日本大震災の被害を踏まえた学校施設の整備に関する検討会」(座長:長澤悟東洋大学理工学部教授)が設置され、この度の大震災における学校施設の被害状況等を踏まえ、学校施...
文部科学省において平成23年6月に「東日本大震災の被害を踏まえた学校施設の整備に関する検討会」(座長:長澤悟東洋大学理工学部教授)が設置され、この度の大震災における学校施設の被害状況等を踏まえ、学校施...
ボランティアの一般的な概念規定に関してはすでに多くの議論が行われているが、日本におけるその活動実態に関してはまだ解明の余地が多く残されているように思われる。本稿では、雲仙普賢岳噴火災害を機に結成された...
publisher奈良 1995年の阪神大震災に際して、企業組織、公益団体、NGO団体という3系統の既成組織が、どのような救援ボランティア活動を展開したかについて、当事者に対する聞き取り調査を行い、そ...
日本赤十字社は、2004年12月26日に起こったスマトラ島沖地震・津波災害に対して国際緊急支援活動を行なった。この活動が現地の人々のニーズに応じたものであったかどうかを調査する目的で企画された業務に日...
本稿の目的は、東日本大震災で犠牲となった方がた一人ひとりのことを記録に残すため,また亡くなった方がたの状況から被害の社会的要因を社会学の視点から解明するためである.換言すれば,地域社会のもつ脆弱性と...
2011年3月11日午後2時46分に発生した東日本大震災では、自然の脅威と人間の無力さを感じさせられた。しかし、地球に住む私たち人間の持続可能性は、自然と共生することである。また、当たり前と思っていた...
日本赤十字社は、2004年12月26日に起こったスマトラ島沖地震・津波災害に対して国際緊急支援活動を行なった。この活動が現地の人々のニーズに応じたものであったかどうかを調査する目的で企画された業務に日...
静岡県内の防災担当教員を対象とした防災教育の実施状況、効果の認知、対応への不安に関する質問紙調査(回収数119)と、小学校3年生、5年生、中学校2年生を対象とした、避難行動や地震・津波についての知識と...
1995年1月17日に阪神淡路大震災が発生してから10年が経過した。本稿では、兵庫県が実施した「震災後のくらしの変化からみた消費行動についての調査報告書」のミクロデータを利用して、この歴史的にみても極...
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